読了本
- 「わたしの嫌いなお兄様 (コバルト文庫)」元士族のお転婆娘の有栖は、いきなり婚約を告げられて怒り心頭。「お兄様」のもとへ殴り込みにかけつける。一巻完結のいちゃいちゃラブコメ(ミステリもあるよ!)。少女小説の話がもっと掘り下げてほしかったかなあ。おいしすぎるわ〜。
- 「紅林檎姫と7人の悪党 (一迅社文庫アイリス)」ドジっ娘の呪いを受けた紅林檎姫は気が付いたらガラスの棺の中にいた。七人の悪党に救われた彼女は……。とてもひどい姫(笑)。や、面白いんですけどね?こんな気の強い……けどそれだけでもない姫も珍しいですね。ツンデレではなく、結構素直なところが面白かった。あとは、雪の女王が面白かったです。
うん、やっぱり、重要なのは押しの強さだ。
「紅林檎姫と7人の悪党 (一迅社文庫アイリス)」(千野桃・一迅社文庫アイリス)p104より
- 「一丁目 窓辺の少年 (迷宮ヶ丘)」児童向けのホラーアンソロジー。スカイエマさんの挿絵がいい感じです。本好きとしては、「はざま野図書館」がやはり魅力的です。
- 「なんでも魔女商会 (19) 夜空のダイヤモンド (おはなしガーデン)」洋服のリフォームをする仕事の魔女のシルクのお話。今回は、「希望でなかった仕事についたら」というお話。なんという重い……(笑)。そしてまたどれかが素晴らしかった。セクシーでありつつ。