なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • 永遠に愛されたガーディアン・プリンセス (ガーディアン・プリンセスシリーズ) (コバルト文庫)」義賊ガーディアン・プリンセスと盗賊バロン、二人のそれぞれの表の姿と裏の姿が一致するときがきた。シリーズ最終巻。英国というよりは、ヨーロッパぽい雰囲気ですが、一応英国が舞台。うーん、ここでそれくるか……まあ、けっこうよくあるネタがたくさんでてきたこのシリーズですが、またそうくるとは……。一番最初の巻が一番面白かったかな。あんまりデレデレされると、ちょっと違うなという気になってしまいました。やっぱりくっつくまでが一番好きだと再度強く思いました。
  • 魔法の館にやとわれて―大魔法使いクレストマンシーダイアナ・ウィン・ジョーンズのクレストマンシーシリーズの新刊。叔父の命令で近所の奇妙なお館に使用人として務めることになってしまったコンラッド。同期で入ったクリストファーはなんか奇妙な行動をする。ジョーンズの作品って、ほんと他のキャラクターが信用できなかったり、表の性格が悪かったりするよなー(笑)。それでいてウィットがきいていてキャラクターが魅力的なのが、止められない理由です。終わりの展開が常に読めないミステリ的なところも魅力。帯の「恋愛」ってうそだよね……。確かにカップルはいるけど、描写してないもん。あー、クリストファーとコンラッドのその後が見たい。ぜってーいちゃいちゃしてるぞこいつら(笑)。
  • シャドウ (ミステリ・フロンティア)」小学四年生の凰介の母親が病気で無くなった。後を追うように、彼女の親友であり、凰介の幼なじみの母親も自殺。精神病が入り込んだこの一連の事件の真相は?誰が狂気を抱えているのか、というところが最後までわからないところが面白かった。凰介くんはちょっと賢すぎかな。10歳じゃねーだろ(笑)。でもかっこよかったです。