なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • 僕と『彼女』の首なし死体」僕は、渋谷のハチ公前に彼女の首をおきざりにした。しかし、僕の平凡な会社に勤める生活は変わりなく続く。僕の目的は……。ライトノベルっぽい書き方なので、ライトノベルややダークよりなものが好きな人には楽しめるのではないかと。私は好きですよ。

 なんにしても、人間はひとりで生きるのは難しい。いや、ひとりで死んでいるのも難しい。
僕と『彼女』の首なし死体」(白石かおる・角川書店)p339より

 あとはネタばれです。


 感情の起伏の少ない僕の力が試されるときが何度か現れて、そのたびに超人的な力を示す彼と恋人としてやっていくのは非常に難しいかもしれないけれど、ひかれてしまうんじゃしかたないっすよね。彼女は僕の「家族」だったんじゃないかと思いました。それもまた愛のカタチ、っすよ。