なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • ハミルティアの花庭 ~壊しの聖女と赤炎の王子~ (B’s‐LOG文庫)」とんだおとぼけお嬢様のセラフィーナは、高価なものを「壊す」手を持っていた。今度は貴重な「富貴花」からまたみょーなものをつくってしまい、学校から放校処分を受けてしまう。家へ戻ろうとしたとき、ある男と出会い、彼のものを「壊して」しまったお詫びに……。セラフィーナのおとぼけっぷりが冴えてますなあ。シリアスだった前作とはだいぶ違った方向に。なかなか面白かったですが、彼女の発言はちっょといまいちただったなあ。思わせぶりというか。なんか企んでいたのかと思ったので、ちょっと残念。設定からして、これ以上広がりが難しそうな気がするので、どうするんだろう。次が出たら読みます。
  • 影執事マルクの手違い (富士見ファンタジア文庫)」マルクは暗殺しようと向かった先で、「お嬢様」に撃退され、執事として働く契約を結ばされてしまう。クールなお嬢様がちらと見せる優しさが可愛いですね。ラストの「冗談」は笑えない……(笑)。