読了本

• 「ハミルティアの花庭 -うるわしの国と奇跡の七華- (B’s‐LOG文庫)」特別な花「富貴花」から生まれる「富貴花石」に関した特別な能力を持つふたつは出会い、婚約した。ふたりで力を合わせれば、どんな困難も乗り越えられる？シリーズ完結編。ラスボスはなかなか意外な人物でした。そして、そこへの解決策もなかなか独創的。かっこいいなー＞王子。どちらかというと前作の方が私は好きですが（和風だし）、一風変わったストーリーでした。いちゃいちゃはあまり好みではなかったな。

• 「魔所―イタコ千歳のあやかし事件帖〈2〉」若くして未亡人となり、イタコとなったお嬢様の千歳と、元娼婦でもある義理の姉の幸代のコンビが贈る多少オカルトありの探偵もの。おおー、ますます面白くなってきた！これ二巻のが面白いわ。千歳の亡き夫への想いとか、オカルトが現実とがともに平面に存在する千歳の視界とか、幸代が一緒にいるとこの組み合わせがまた面白い。昭和初期の弘前が舞台というのがまた盛り上げる。これはいろいろと正解だわ〜。表紙とはちょっと違った感じのミステリです。おすすめ。