読了本
- 「泥棒猫ヒナコの事件簿 あなたの恋人、強奪します。 (徳間文庫)」恋人を｢強奪」する仕事を請け負う雛子さんの仕事録。なんだろう。詐欺師？というには、恋愛が絡むと少し難しいところはあるけど……売春しているわけでもないが寝てはいるだろうという、かなり犯罪ぎりぎり破ってる感じはする。最初の数話読んで、ダメ男パターンで行くのかな？と思ったらいろいろな方向やってくれて面白かった。ストーカー男がストーカーされたらびびってまうのがちょっと痛快だった。自分がやられたらやだよねー。
- 「四色（よしき）の藍（あい）」ある店への復讐のため集った四人。彼女たちは、復讐をとげることができるのか？あまり復讐ものとか好きでないので、とちゅうまで読んで挫折しようかと思いましたが、西條奈加さんだから！と思いなおして読了。読んで良かったです。四人のそれぞれの今までの人生と、これからについてじっくり思わせてくれたのと、相手の男って重要だね、と……。
- 「過ちのキスは謎の香り (オーロラブックス)」ひとつのキスから醜聞となり、婚約破棄されてしまってから両親からも追放されてしまった女性が、偽名で女教師として働いていたが、そのかつての醜聞の相手と再会してしまう。相手は酔っていたためか、彼女だとは気付かなかったが、好みである赤毛なことから彼女に興味を寄せつつも、放蕩者ではなくなるんだ！という決意の元、彼女に手を出すことは控えようとするのだが……。三人の生徒さんたちが快活でうざくてかわいい。でも、家にはいてほしくない（笑）。ずーっとうるさいんだろうなあ……コワ。
- 「霊感動物探偵社 3 (LGAコミックス)」霊感のある立夏は、探偵事務所でバイトしているけれど、動物が関連したトラブルに巻き込まれ体質で……。そして新作分！なのですが、動物ネタ、幽霊がちょっと成分薄いようなー。ラストの作品なんて、どっちもなくないですか（笑）。話的には好みなのになー。私としては、しょーもない動物の霊がでてくるのが好きだったのでちょっと残念。絵柄が端正で、ちょっと昔の少女漫画が好きだった人は好みかも。最近こういうミステリもあまりないので、もっと読みたいです。
- 「ボクを包む月の光 -ぼく地球(タマ)次世代編- 10 (花とゆめCOMICS)」うおー、一番「優しい」のはソルだねえ……ひねまがってるし、方向間違ってるけど。もうお父さんが何人いてもいいぢゃないか！（笑）そして、家族はまだ作れると思うよ！
- 「はじまりのにいな (花とゆめCOMICS)」わたしの好きなあの人は、前世で恋人だったひと……。年の差ラブストーリー……だけどホントに年の差があるので、ロリコンか！といいたくなってしまった。編集者が続編で年を書きたくなくなったのもよくわかる。絵柄が可愛らしい。そして、ラストの短編はザ花で読んでなかなか気にいっていたので、デビューおめでとうです。
