読了本
- 「死神うどんカフェ1号店 一杯目 (YA! ENTERTAINMENT)」ある事情から、友達をつくりたくない希子は「死神うどんカフェ1号店」に入ってしまった。そこでは「うどんに魅入られた死神」がうどんをつくっている……らしい?もうちょっと話をすすめてもいい気がするけれど、なかなか面白かった。
- 「日本橋本石町やさぐれ長屋」弥三郎店はごろ合わせで「やさぐれ長屋」と呼ばれていた。私の好みよりはちょっと人情寄りでしたが、介護話はさすがにぐっときた。他人事じゃなくなってきそうだし。ていうか、自分が、という意味では誰でも他人事ではないんだな。
「下の世話をした者は、手前ェの下の世話を人にされずに済むのさ。わたいの知っている限りは、皆、そうだ」
「日本橋本石町やさぐれ長屋」(宇江佐真理・講談社)p59より