読了本
- 「明日の狩りの詞の (星海社FICTIONS)」学校をさぼって宇宙生物の跋扈する地区で「狩り」をすることに夢中な高校生。石川博品さんによる、SF「狩り」物語。面白かった〜!ブラックそうにみせかけて(血はもちろん出ますが)、狩りに対しては誠実で操を捧げている主人公が楽しく読ませてくれました。ラストはハーレムになんでかなってたけど、とちゅうはそんな雰囲気もなくてアツイ物語でした。
狩人は慎み深く礼儀正しく狩りを行わなければならない。獲物を狩っているいるのではなく、狩らせてもらっているのだから。
「明日の狩りの詞の (星海社FICTIONS)」(石川博品・星海社FICTIONS)p136より
- 「六花爵と螺子の帝国 (一迅社文庫アイリス)」隷民の少女が逃げた先である「儀式」を行っていたのは、高位な花族の少年。彼らの「肉体」につながりができてしまって、お互いに「かけがえのない相手」になってしまう?やたら「肉体」言うのがおかしかったが、まだまだ謎は残った状態でラストだった。うーん、糸森環さんはやはりあまり好みではないなあ。なんだろ。もう少し味が足りないというか。
- 「となりの魔王 到来編 (ビーズログ文庫アリス)」おとなりに魔王が引っ越してきた。ごあいさつはそば。すぐ扉を開けると警戒心が足らぬと叱られる。この魔王、なんなのよ!?というご近所コメディ。
- 「ラストゲーム 8巻 ドラマCD付き特装版 (花とゆめコミックス)」CD付特装版。失恋組がひと段落。でも、とーぜんながら、二人の仲がさくさく進むわけなく(笑)。