読了本
- 「風の王国 (風の王国シリーズ) (コバルト文庫)」「風の王国 天の玉座 (コバルト文庫)」「風の王国 女王の谷 (風の王国シリーズ) (コバルト文庫)」他の吐蕃な話を読んでいたら再読したくなって再読。皇帝の姪として生まれたが、母親に憎まれていた翠蘭。それでも、周囲の人に愛されておてんばに育った彼女は、皇帝から吐蕃への嫁入りを命じられる。吐蕃へ向かう翠蘭が出会ったのは……。こんな少女小説っぽいあらすじですが、この後の翠蘭の怒涛の人生が待ち受けていると思うとたまりません。講談社文庫から出してみたのも納得。十二国記ばりのそれぞれの人物の人生がよだれもの。しばらく読み返そう。ラセルはこの時代はかわいいのう。
- 「親王殿下のパティシエール (ハルキ文庫)」中国人の母を持つフランス人のパティシェールが、中国人の皇子のお抱えに?謎がありつつ、おいしいもの好きな皇子様が楽しい。どこかユーモラスなマリーの生活がとても楽しかったです。期待していたより数倍面白かった!おすすめです。続き読みたい!
「だが、それは無限に食べられる」
「親王殿下のパティシエール (ハルキ文庫)」(篠原悠希・ハルキ文庫)p254より