読了本
今日のひとりごとに感想と上半期のベストを追加。
- 「盗まれた蜜月〈前編〉―有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険 (コバルト文庫)」「盗まれた蜜月〈後編〉―有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険 (コバルト文庫)」有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険シリーズの完結編。完結編にふさわしい、舞台も大掛かりなものでした。シュシナックも納得してくれたようで、よかったよかった。続編シリーズが出ているので、そっちは買ってみようかなあ、というくらいに面白かったです。満足ー。シリーズ長いですが、一冊一冊は楽しいしさくさく読める。作者男性かと思ったくらいべたべたしてないし、男性でもちょっと少女マンガ読める人ならいけると思います。最初は、コラリーうざーとか思っていましたが、フェリックスのなんじゃそれな発言とか会話からひきこまれていきました。コラリーもひとすじなわじゃいかない性格だし。おすすめシリーズです。
「目が二つに鼻と口が一つずつ。標準的な造作だと思うけど」
フェリックス「盗まれた蜜月〈後編〉―有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険 (コバルト文庫)」(橘香いくの・集英社コバルト文庫)P43より
- 「月下花伝―時の橋を駆けて」少し変わったところのある時間もの。よくあるケースかなあと思ったら違っていて嬉しい誤算でした。現代に生きる少女と、沖田総司が思いがけないところで触れあいます。時勢は怪物、という言葉が重みを感じました。
「ふーん、じせいって、わるものなん?」
「悪者じゃないけど怪物だな。なんでも踏みつぶしてゆく」
勇坊と沖田総司「月下花伝―時の橋を駆けて」(越水利江子・大日本図書)P154より
- 「モノレールねこ」うわ、なんで今まで読まなかったんだろう。今まで読んだ加納作品の中ではベストでした。特に表題作、スキスキー。
- 「ユスティニアの花束 (角川ビーンズ文庫)」
- 「蒼海訣戰 第4巻 (4) (REX COMICS)」けっこう探しまわってしまった。異世界での軍国日本ぽい国での話。海軍の士官を目指す猫耳少年。シリアスです。
- 「ミヨリの森の四季」えーと、カバー裏にある通り、これはミヨリじゃないヨー(笑)。1巻が好きだった人は読む必要なし。
- 「ザ花とゆめ 2007年 9/25号 [雑誌]」うーん、私の好きなとこからちょっとずれてるなあ、やっぱりこっちは。「LaLa DX」はも、ばっちりなんですが……。でも、「とらわれごっこ」は大好きです。
「い…いや… 湯上がり小熊くん素敵だなって思って!」
大熊「ザ花とゆめ 2007年 9/25号 [雑誌]」(白泉社)P248「とらわれごっこ」より