読了本
- 「嘘つきは姫君のはじまり 恋する後宮 平安ロマンティック・ミステリー (嘘つきは姫君のはじまりシリーズ) (コバルト文庫)」シリーズ三巻目。いよいよ後宮に入ってしまった宮子。またしても馨子のせいで男子禁制のあるイベントが開かれることになってしまって……。文化系イベント、そしてミステリの部分があいかわらずよい出来です。この感じでいってほしい!ロマンスはこの程度でよいので!なんだかすっかり蛍の宮がいいなぁと思えてきました。真幸は、ついうっかり誰かとできちゃったりしてもいいかもー(笑)。
- 「グラスハート グラスハート(1) (グラスハートシリーズ)」なんだこれっというくらい、再読なのに面白くてどうしようと思った。西条朱音は、バンドのメンバーから外され、むしゃくしゃしているところで、憧れのギタリスト、高岡尚をみかける。その夜、おかしな電話がかかってきて、新しくできるバンドにドラマーとして勧誘される。ドラムの経験なんかないのに。天才、としかいいようのない藤谷直季、ギタリスト高岡尚、新人キーボード坂本一至、そして本能のドラマー西条朱音のバンドが、今ここに始まる!ついにシリーズ最終巻「イデアマスター―GLASS HEART (バーズノベルス)」が発売されたグラスハートシリーズの最初の巻です。イラストは橋本みつる。最初にこの本が欲しくなったのは、橋本みつるのイラスト目当てだったような気がします。そのくらい大好きなマンガ家の方で。そして、みるみるストーリーにもはまっていったシリーズ。一見ばらばらなメンバーたちの、音楽を「つくる」ことへの思い、そしてライブのシーンはもうたまらんできです。やや少女ものではあるので、男子はこの巻を読んでどうするか決めてみてはー。
ちなみに絶賛絶版中(^_^;)ですが、(在庫あるところにはあるみたいです)幻冬舎コミックスから復刊する予定です。
ホンネってのは、本気の、本能の、本当の音。
「グラスハート グラスハート(1) (グラスハートシリーズ)」(若木未生・集英社コバルト文庫)p267より
- 「レティーシュ・ナイツ 緑柱石の誓約 (ルルル文庫)」実は王女だったレティ。四人の兄とともに隣国へのがれるが、そこであんまんともしていられず……。兄たちはもちろん義理の兄なので、それだけでもいろいろなシチュエーションが楽しめるというのに、更に王子様、王子様、将軍と美形だらけのお話になっています。うーん、ちょっと、あまりにも短すぎ?三か月でこれならわかるけど、一年でこの長さじゃあ、ものたりなさすぎでしょ。魔女のくだりはよかった。あと、婚約者が悪者になってくれること希望(笑)。
- 「そして花嫁は恋を知る―黄金の都の癒し姫 (コバルト文庫)」幼いころから王妃にいじめられてきた妾腹の王女が、異教の国の王と結婚することになった。次第に彼にひかれていく王女だったが、母国で事件が起こり……。意外な展開だった。こういう展開する少女小説はあまり聞いたことがないような……。ロマンス部分よりも、そのあたりの方が面白かったし、また納得もいった。ロマンス部分とのつなぎがいまいちがっちりとはいっていないように思えました。……ところで、どのあたりが「癒し」なの?王がいやされた〜ってだけ?
- 「図書館戦争 第3巻―LOVE & WAR (花とゆめCOMICS)」はよう彼女がかつやくせんかねぇ。
- 「龍の花わずらい 第6巻 (花とゆめCOMICS)」シリアス展開。
- 「そこをなんとか 2 (花とゆめCOMICSスペシャル)」模擬裁判員制度の話は雑誌で読んだけど、やっぱりいいね〜。ひき逃げはあほすぎ。