なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

書評ブログについて

 「本が好き!4月号」がやっと入手できたので、「ガター&スタンプ屋ですが何か? 私の書評術」(豊崎由美)について。豊崎由美さんの主張は、(私が読んだところでは)「書評ブログを持っている方は、愛情を持って紹介できる本だけ紹介してみては」というのが結論のようでした。「書評」と「感想」の違いや、「感想」だったら「嫌い」と言ってもいいのか、という線引きはよくわかりませんでした。ので、以下は私の読んでいる・書いているものが「嫌い」と言っていた場合、の話です。
 まあ、書評する人からしたらそうかもしれないけど、マイナーな趣味の自分としては、たとえけなしている文章であっても、自分と似た趣味の人が好き・好きでないの基準がけっこう購入/読書の基準としてあてにしているので、好きなものだけよりは、好きでなかったものもあげてもらった方が断然嬉しいです。そういう「他人にはゴミ」な情報も得られるのがインターネットのよいところなわけですからして。
 作者が参考にするかはあまりきにせず、私は「読む人」の基準になればいいなーと思っています。まあ、自分はただ批判すために書いてるんじゃなくて、私にはわからなかった、合わなかったというように書いているつもりですが……。わからなかったものを、がんばって理解する義理なんて(書評家にはあるかもしれないけど)読者にはないし。つかれているときにあまりものを考えずに読んでさらっと読めて楽しめるかどうかも、読書の基準として意味があると思います。
 まあ、やたらめったら批判する人は私も好きではないですが……ほめてばっかりというのも基準にになりにくいなと思うのです。書評家の人は、ほめるのが商売だから、私はその点あまり信用していないとも言える。特に帯は何度も失敗しているので、私はほとんど信用していません。
 という内容を、以前記事でUPしたのですが、本文を読んでいないのに、こういうものを書くのはよくないかな、と思って、本文を入手するまで封印していました。元の記事を書かれた方が不快に思われていたら申しわけありませんでした。&その記事を読まなかったら「本が好き!」は手に取らなかったでしょうから、ありがとうございました。(^^)