なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • ディミティおばさま旅に出る (優しい幽霊 2) (ランダムハウス講談社文庫)」結婚生活がうまくいっていないロリは、二度目のハネムーンを企画したが、夫は仕事でいけず、義父とともに英国のディミティおばさまの家で過ごすことになる。しかし、義父はいきなりおばさまと一緒に失踪、ロリは彼の後を追うが……。前半はロリはややノイローゼ気味であまり役に立たず、その代わりに12歳の天才少女のネルが八面六臂の大活躍。義父追っかけをしているうちに、ロリは親戚の間をたらいまわしされて、親戚というもののよさにこころがやすらいでいくのが感じられました。あと、ひとりずつ旅の友が増えてくのが面白かった。次は誰?みたいな。今回も読後感はよかったので満足。最初はどこのロマンス?と砂吐きそうになりましたけど(笑)。「魔法製作所」よりはエンタテインメント度は低いし、主人公ヒロイン度が高いですが、私はこういうコージーものは大好きっす。ラストはミステリでなくなるのは仕様?
  • 神父と悪魔 煉獄の大悪魔 (B’s‐LOG文庫)」不良神父と彼につきまとう悪魔と天使、そして夢魔の少年によるコメディタッチなシリーズ。常にひょうひょうとしてさめた視点の神父が、煉獄に目をつけられた?限りなくBLに近いけど違う。神父ヴィヴィの正体が少しずつ語られてくるのかな。今回は、ひとでないものがたーくさんでてきます。もうちょっと面白くなりそうのに微妙。
  • れでぃ×ばと! (電撃文庫)」女子校だった白麗稜学院の「従育科」に転入したヤンキー外見の少年、秋晴。白麗稜学院ではしょっぱなからトラブルに巻き込まれっぱなし。ライトノベルらしい、どたばた、ややハーレムな感じのお話でした。秋晴の性格が卑屈でなくて気持ちよかったです。幼なじみ少女が意地悪だけど、ツンデレではないところが好感が持てました。とりあえず続きは読んでみます。あー、イラストがエロくて電車の中で困りました(笑)。本文はエロくないのに!