なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • スイート☆ライン (電撃文庫)」男性恐怖症の新人声優の女の子を、男に慣れさせるために「兄」として同居生活を始めることに!んー、ごくまっとうなライトノベル。文章は軽いけど、よみにくくは感じなかった。あー、もうちょっとコンパクトにならないのかなーとは思いました。内容とぶ厚さがつりあわないというか。

  • 三千世界の鴉を殺しマガジン」書き下ろし短編(本編完結後日譚)、ドラマCD、インタビュー、ゲストによるイラスト、ショートマンガ、「パープル・ヘヴン」など。「パープル・ヘヴン」を含め、電車の中ではよみにくい内容でした。男性はきついと思う。藍川さとるさんは一ページもないので、期待しないで下さい。インタビューがなかなかよかった。やっぱりこの人はちゃんとした人だ。道原かつみさんの黒髪ストレートはやっぱりええねえ。(うっとり)。ドラマCDは、ドラマCDの宣伝ぽい内容。短かった。このために本は買わなくていいだろうと思う。書き下ろし短編は本編完結のネタバレがあるので、文庫派は寝かせた方がいいかも。
  • 退屈姫君 これでおしまい (新潮文庫)」退屈だーと言っては事件に首をつっこむめだか姫の活躍も、本巻が最後。今回は、菊の品評会でのトラブルが元で、またしても大変なことに!めだか姫、お仙、そしてもう一人の女性と、このシリーズの主役はやっぱり女性だな、という完結巻でした。「面白いかどうか」でものごとを量るめだか姫は心地よいですね。このシリーズは、時代ものをあまり読まない人にもおすすめです。わがままなめだか姫のあっけらかんとしたどたばたが楽しく読ませてくれます。ただ、この作者は必ずエロチックなシーンをいれるので、そういうのがいっこでもはいってちゃいや!という方にはおすすめしません。この作者ではこれとデビュー作が一番好きなので、次回シリーズにも面白いのがくるといいなーと思っています。