読了本
今日のひとりごとに読書感想追加。
- 「クシエルの矢〈1〉八天使の王国 (ハヤカワ文庫FT)」高級娼婦兼スパイとなるべくして育てられた女の子(真性のM)が主人公。娼婦が神聖なるものという神話がある国で、天使様にお使えすること=娼婦としての仕事をすることという倫理観がある。エロティックというほど官能的には描かれていないので、期待するとがっかりすると思われます。それよりは、スパイっぷりを楽しむ方がよいでしょう。主人公が生まれながらのMという設定が面白いです。私は、護衛とのラブが出てくるのではと勝手に妄想しています(笑)。
- 「輪環の魔導師〈6〉賢人達の見る夢 (電撃文庫)」新章突入。奇妙な夢を見るようになったセロ。夢には虚実、過去と現在が入り交じり……。ややインターバル的?と思ったら、ラストでアクションきた。猫様が!と思ったらそこが見せ場だったかー。今回はヤンデレ第一人者のフィノがたくさんでていたので満足です。
- 「二代目魔女のハーブティー―魔法の庭ものがたり〈2〉 (ポプラ物語館)」魔女のあとを継いだ「普通の女の子」ジャネットは、ハーブと秘伝のレシピ本を頼りに注文を増やそうとするけれど……。そうかー、これも「薬師」ものなんだなーと思いました。どろぼうさんの正体はちょっと驚いた(笑)。こういう世界だと知らなければびびりそう。
- 「不思議のマリア君 1 (花とゆめCOMICS)」マリア君は吸血鬼だけと、とても「ひと」のいい吸血鬼で、血なんか吸わない。幼なじみの女の子にいっつも助けられているのが気になっている。デビューコミックス。椎名橙さんはけっこう好きなので応援してます。「となりのメガネ君。 (花とゆめCOMICS)」が好きだった人にお勧め。可愛らしい話です。