読了本
- 「白と黒のバイレ 白き、時の流れにのせて (角川ビーンズ文庫)」呪いを受け、子供の姿になってしまった王女ブランカは、侍女と護衛の騎士とともに呪いを解く方法を探して旅立った。おつきの騎士セロに想いを寄せてはいるのに、自らの立場からブランカはその想いを口にすることができない。……のわー!アクション部分は「!」がとても嫌だったのに、恋愛部分がはまりまくった。とても楽しみなシリーズになってしまうかも……。主人公は、前作に続いてものすごく理性的な女の子。十二歳ぐらいの姿ではあるけれど、常に冷静。前作とは違うのは、思い切りのよさが少し少なくて、静と動なら静。でも、その心の動揺が文章では語られるのがそれが気持ち良いです。お相手の幼馴染でもあるセロがまた、やたらエロエロしい接触の仕方してくるのが楽しい。侍女*1、もっとがんばれ!(笑)敵はけっこうわかりましたが、もうわかっちゃっていいのか……。なんにしても、次巻が楽しみです!
「なら、駆け落ちの相談か?」
セロ「白と黒のバイレ 白き、時の流れにのせて (角川ビーンズ文庫)」(瑞山いつき・角川ビーンズ文庫)p73より
あ、最近マメレージ・キャンペーンの帯つけた旧作も見ますね。集めている人はがんばって探してみてください。たぶん協力している書店さんでは、おおくあるんだろうと思います。新シリーズは特別に応募券が二枚ついています。私は今9P。あと半分だ!
- 「伯爵と妖精 白い翼を継ぐ絆 (伯爵と妖精シリーズ) (コバルト文庫)」カントリー・ハウスでの社交にいそしむ夫妻だが、ある少女がエドガーを見つめる目に、リディアは不安になる。エドガーのアホアホ!(笑)っても、シャーリー*2の方がアホささは勝っているので、エドガーおがんばりー。今回も面白かったです。今回は珍しく、何やら先行き不安な終わり方でした。
「早っ……」
ケリー「伯爵と妖精 白い翼を継ぐ絆 (伯爵と妖精シリーズ) (コバルト文庫)」(谷瑞恵・集英社コバルト文庫)p105