なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

「死神と少女」・その4(桐島先輩・千代ルート)

 「死神と少女 - PSP」桐島先輩ルート。一番の常識人で、それだけに周囲に振り回される、でもそれを心の中では楽しめる余裕がある、大人な方。この人となら多分「幸せ」にはなれるけど、どこかずるさ、うしろめたさを抱えてしまいそうな結末が待っていそうな……。
 紗夜自身が、桐島には荷が勝つんじゃないかなあというところも。桐島自身はすごくいい人なのですが。(メガネ似合うし(笑))紗夜が桐島を「ただひとりのひと」とするには、もう(兄のように)全身全霊で!ってぐらいじゃないとムリじゃないかなあ……未来には破滅しか待ってないのかってくらいに。
 こーゆー台詞を素で言う先輩です。そしてその通りな紗夜様よ。

「こいつのどこが大和撫子なんだ」
桐島七葵「死神と少女 - PSP」(拓洋興業・PSP)より


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 千代さんは、例えるなら、少女漫画の主人公タイプ。純真で、男の子(この場合は桐島に)に思ったことをぽんぽんいって怒られる。これがずっと側にいたら、桐島くんの性格の形成過程も、なるほどといったところです……(笑)。千代と紗夜と桐島と、三人でくだらないことをしゃべっているところがとてもほほえましくて好きです。
 でも、「千代ルート」は正直、「ない」よなー。紗夜、お前告白されたらわりと誰でもいいんじゃねーのという態度だ……。違うにしても、千代はないやろ。

「俺、桜の花がすごく好きです」
千代「死神と少女 - PSP」(拓洋興業・PSP)より


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 さて、いよいよ本丸いきますか……ラスト二人は手強そうです。