読了本
- 「ログ・ホライズン (5) アキバの街の日曜日」MMORPGの中に閉じ込められた日本人たちの物語。他のMMORPGものとは、また違う味がおいしい。今回は、「腹ぐろ」全開モードでいきまっせ>シロエっち。アキバの街は、文化祭にも似た「祭り」を前に盛り上がっていた。しかし、その水面下では、ある「企み」が進みつつあったが、シロエは忙しさにかまけてそれに気付いていなかった。あー面白かったっ。直接的なバトルではない、しかもみんなの力を合わせる「戦い」って、こんなに心躍らせるんだよなー、ということを実感しました。多少思わせぶりなところもあるけれど、何よりも一人のちからではない、というところが楽しい。それをまとめあげるシロエのちからもあってのことですが。そういうのが好きな人におすすめっす。今回は、ラブコメモードも入りつつ、楽しませてくれました。とちゅうのシロエの「武器」がスキー。ある意味最強。黒いところに立つ新キャラも、シロエの苦手ポイントをうまくついていてよいですね。
「彼は策士なんかじゃないと思うよ。なりふり構わず、手段を選ばず、一切の見返りを求めず、目的以外気にかけない。そういう状況では無類の強さを発揮する。あれは妖刀のたぐいだ」
クラスティ「ログ・ホライズン (5) アキバの街の日曜日」(橙乃ままれ・エンターブレイン)p190より
- 「茶柱倶楽部 2 (芳文社コミックス)」日本茶がテーマのマンガ。前巻のラストで目的を果たしてしまって、どうなるのかと思ったけど、こうきたか。ある程度ひっぱってくれる人がいないと、この主人公はダメかもねー。中国でいろいろお茶を買ってきたのですが、それを飲ませてもらったときのことを思い出しました。お茶はほっこりしますね〜。