読了本
- 「金星特急 (ウィングス文庫)」謎の美女金星の婿を決めるためという金星特急は途中下車は許されず、命をもかけた旅。錆丸がぐんぐん成長して行くのがまぶしくもわくわくする。そして錆丸と別ルートを行く仲間たちのラブっぷりが……うっとり。やっぱしライバルがいないとね！気持ちに気付けないよね！面白い物語を読んだ時の、「小躍りしたくなる」感覚をまた味わってしまった。あー幸せ〜。そしてSF的にも、この言語統一のくだりは面白くてよだれが出る。SF好きにもおすすめっす！
「言語の統一は、人々にさらなる憎しみをもたらした」
「金星特急 (ウィングス文庫)」（嬉野君・新書館ウィングス文庫）p243より
- 「天国の破片 (創元推理文庫)」ハードボイルドミステリシリーズの第三作。なのですが知らずにこれから読んでしまったのですが、問題なく。コンビニ強盗をしにきた少年に、俺が金を貸してやるからやめろと言いだした店員。この店員が探偵まがいのことを始める……。かなりな浮世離れした主人公なのですが、そこにひかれるのもわかるかも。仙人みたいだよな、この人。
