読了本
- 「底辺女子高生 (幻冬舎文庫)」実に豊島ミホさんらしい、いいところなしな高校生時代エッセイ。や、ほんとーは、きっと、いいところなしじゃなかったと思うんだよね。部活とか、下宿とかでは疎外されてなかったみたいだし、親友もいたから、きっと楽しいこともあったんだろうと思います。でも、その「時代」はもうそのことしか考えられない時間がほとんどすべてだ、と思っても仕方ない。自分は……あまり記憶がない……いじめられはしてなかったけど、すごく楽しい思いもしていないなー。例に漏れず、自意識過剰だったので(今は前よりまし)。年をとって、鈍くなってだいぶ生きるのが楽になってきました。
もう誰も私を笑わない。世界はひろいから、わざわざ私を見る人なんかいない。私は別に何者ってわけでもない。これから何をするのも、どうなるのも、自由だ。
「底辺女子高生 (幻冬舎文庫)」(豊島ミホ・幻冬舎文庫)p242より
- 「理不尽のみかた 1 (花とゆめCOMICS)」検察審査会で働いている女性が主人公。
- 「高杉さん家のおべんとうもふーっ となるHappyレシピ」マンガが元になっている料理本……というかお弁当本。まさか柳原さんがこんなことになるとはねえ……遠いところまできたもんだ。