読了本

• 「スピットファイア 魔術師スカンクシリーズ 2 (星海社FICTIONS)」ダークな青年たちの物語・二巻目。スカンクという「魔術師」が出てくるだけで、あまりつながりはないシリーズのようです。なんといってもこのすさみぐあいが快感。すさんでいるんだけど、「ただそーやっているだけ」な自己陶酔感のなさがとても好みです。

• 「代言人 真田慎之介 (幻冬舎文庫)」日本国憲法制定前の、華族がいた時代の弁護人（作中の時代では代言人）の物語。いちいち都会ネタになんでも驚く田舎出身の青年が、私たちの驚きにも重なります。真田様がちょっと「なんでもできすぎ」なところはありました。