読了本
- 「封殺鬼 数え唄うたうもの (ルルル文庫)」中世から生きている二匹の鬼と、現代の陰陽師の若者たちが伝奇な事件を解決するシリーズ。ストーリー自体はシリアスなはずなのに、鬼の片割れのせいでぶち壊し（笑）、コメディになってしまう展開が毎回楽しいシリーズです。小学館ルルル文庫で出ているのは、今までは昭和初期のお話でしたが、今回からは現代編。以前小学館キャンパス文庫ででていたシリーズの続きとなります。やったー！！どこかコメディなところと、ミステリ的な謎解きが入っているところが、「ゴーストハント」に似ているなあと思います。でも、それだけではなく、なんといっても聖と彼に引き回される面々が面白くてしかたがないシリーズでもあります。今回も何度にやついたことか〜。今回のシリーズは成樹くんは脇役で、三吾が主役なのかな？なんとなく、達彦ちゃんも中心になってきそう。達彦もすっかり柔軟になってきたよなー。恋愛はないシリーズですが、これはそれでいい気がします。楽しくみんなでやってくれ！今回はまた起きている出来事はシリアス……というか死にすぎ！そこからまた聖のなんでもぶち壊す癖がでてきて……という展開に。三吾さん、お疲れ様です。やー、担当さんがんばったんだろうなー。復活ほんとによかった！これからも期待してます！
