- 「薔薇は聖なる都で咲き誇る (コバルト文庫)」庶子として産まれたために兄に憎まれている少女が、兄の都合で結婚させられ離婚させられ……を続けていたが、やっと出会えた愛せる人のもとにいることができるのか?という続編。政治と戦争の話ょわかりやすく描くことに長けているなーと思います。かつ、少女小説らしい気持ちを入れる事も忘れず、気持ちよく読める話でした。
- 「芝居巡り 浪花ふらふら謎草紙 (集英社文庫)」江戸が舞台の日常の謎ありの市井もの。女の子が主人公なのがよみやすくて楽しめるかと思います。このシリーズは恋愛がないほうが面白いかも。ちょっといらいらしてきた(^^;。でも、本編は面白かった。
- 「恋細工 (新潮文庫)」飾職人の家に生まれたお凛が、家の跡継ぎを指名する立場に立たされ、かつある職人を家に引き入れたことから、波乱の展開を迎える。西條奈加さんなので期待していましたが、その期待を大きく超える面白さでした。お凛ちゃんの真摯な仕事への姿勢とその有能さもよかったですが、近所に住む大店の娘、お千賀ちゃんが流行の第一人者というのもすごく燃えた。女の人たちがすごいかっこいい話だった。男もがんばってるんだけどね。そしてラストはまた白眉でした。さすが日本ファンタジーノベル大賞受賞者!という高い視点を思わせる物語に仕上がっていました。おすすめです。