読了本
- 「陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女 (ファミ通文庫)」それぞれに孤独な境遇の少年と少女が垣根越しにお互いを想うけれど、直接話したりしているわけではないので、全体的に誤解をともなっていて、それでもひかれあう気持ちが恋なんだなという印象でした。それぞれに得るものはあったわけだし。でも文通でもすればいいのに……とおばさんは思わないでもない(笑)。
(しおりさんは、恋人とは結ばれなかったかもしれない……でも、しおりさんは彼のことが本当に好きだったんだわ……)
「陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女 (ファミ通文庫)」(野村美月・エンターブレインファミ通文庫)p184より
- 「(077-12)番外編 つながっていく怪談 呪う本 (ポプラポケット文庫)」奇しくも竹岡美穂さんの挿画二連続。児童向けホラーシリーズの続編……ですが、短編集形式なので、それほどでもないかな。意外といい話な展開になるほうが好きです。