- 「ぶたぶたのシェアハウス (光文社文庫)」どちらかというと、シェアハウスより、シェア台所のほうが大きかった。居場所のないひとたちは、読んでいてつらい。
- 「跡とり娘 小間もの丸藤看板姉妹 (時代小説文庫)」品川の港町から里へ戻った……はずだけど、どうも江戸に馴染めない里久。美人な妹の桃とともに店の手伝いを始めるが……。キャラクターがしっかりとしていてとても読みやすく、面白かった。女性におすすめ。続編も出ているので、楽しみです。
- 「バナナクリーム・パイが覚えていた (mirabooks)」新婚ウキウキなハンナだけど、どこか暗雲が……。もはや、殺人の捜査するのも当たり前、それより旦那のほうがきになるという始末でございます。家族がいいチームワークだから、ここに入れないよね……。
- 「ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)」心理学を勉強した身としては、読みやすく、そして今の生活上ですごく心当たりのある内容だった。(自分ではなく……)こういうひとたちがいることを認めて、一人の大人である場合はさあどうすればいいかなあ……。