読了本
- 「新訳 女王の矢―ヴァルデマールの使者 (C・NOVELSファンタジア)」やたー!長らく絶版だった、ヴァルデマール年代記のうちのエピソード(「ヴァルデマール王国年代記〈1〉女王の矢 上 (現代教養文庫―A(&;アンド)Fシリーズ)」「女王の矢―ヴァルデマール王国年代記 1 (下) (現代教養文庫―アドベンチャー&ファンタジー (1368))」)の復刊です!愛してかばってくれる人はだれもいない、孤独な少女が、絶望の果てに出会ったのは角のある神馬。それは、彼女が女王に使える「使者」である証だった。「使者」の学ぶ学校へ通うことになった少女だが、今まで迫害されてばかりいたため、勝手がつかめず困惑するばかり。生活描写が非常に細かく、リアリティがあるのが楽しみどころです。「宿命の囁き」「失われし一族」ででてきた、エルスペスのわがまま王女時代が見れます。生理用品がでてくるファンタジーは、私はこれで初めて読みました。
- 「声で魅せてよベイビー (ファミ通文庫)」ハッカーの高校生が腐女子の声優志望の専門学校生と出会い、彼氏彼女の関係に?という話。全編、ダウンなようでアツイハッカーの少年の語り口で、それがなかなか面白かったです。正しい青春物語を、クールなようで真剣な少年から見つめた話になっています。
- 「もっけ(7) (アフタヌーンKC)」