読了本
- 「伯爵と妖精 紳士の射止めかた教えます (伯爵と妖精シリーズ) (コバルト文庫)」短編集。最初の作品でのエドガーの言い分には思わず笑ってしまった。思わずリディアもノリつっこみ返してるし。ラストの作品は、リディアのパパママの出会い話。ひとすじなわではいかない関係がなかなか面白かった。
- 「恋のドレスと大いなる賭け ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)」シャーロックに告白してしまったクリスは、シャーロックの婚約者候補の家へ、ドレスをつくりに行くが……。シャーリーのぷりぷりっぷりと、その後のフォローは素晴らしいですなあ。よくやった、シャーリー。でも、クリスに足元すくわれてる(笑)。さて、いつ彼女が二人の関係に気づくがが楽しみです。
- 「龍族(ドラッケンハイト)―創世の契約〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)」「人族」ではない別の種族が存在する世界では、「人族」との混血が迫害されていた。オムニバスストーリーになっていた。もっと「龍族」を中心とした激しい物語なのかと予想していたが、意外と淡々としていてびっくり。
- 「オオカミさんとマッチ売りじゃないけど不幸な少女 (電撃文庫)」オオカミさんとりんごさん、りょうし君など、昔話の登場人物をモチーフとしたキャラクターたちがきゃらきゃらと楽しそうにしている短編シリーズ。ただ楽しいだけの話ではなく、皮肉も入っていたりするのが、「御伽話」っぽいですね。オオカミさんとりょうし君の仲を進めてどきどきしている(毒)りんごさんがイイです。