読了本
- 「お鳥見女房 (新潮文庫)」江戸時代、鷹匠などの鳥を司る役目、「お鳥見」には、裏の役目もあるのではないかと疑っている「お鳥見」の娘であり女房である女性が、困難を解決するシリーズらしい。こどもたちの楽しそうな空気が気持ちよかった。
- 「荒野の恋〈第1部〉catch the tail (ファミ通文庫)」十二歳の少女、荒野は人に触られるのが苦手。「恋」を知らない彼女は、一人の少年と出会うが――。う、うおー!これは好きだ!すげー好きだ!でも、全3巻なのに、2巻までしか出てないのね……だってこれ、少女小説だもん。レーベル間違ってるよ〜。これをコバルトかルルルとかで出してくれないかなぁ。少女のやわらかく透明なこころが余すところなく描写されています。ミギーさんのイラストもいいですねん。これは後で買おう……。いまのところ、マイ桜庭一樹No.1に間違いないっす。
これが気に入った方には、「三月、七日。 (ファミ通文庫)」「三月、七日。―その後のハナシ (ファミ通文庫)」もおすすめです。
「荒野、そこにときめきはあるかい?」
山野内正慶「荒野の恋〈第1部〉catch the tail (ファミ通文庫)」(桜庭一樹・ファミ通文庫)