読了本
- 「宮廷神官物語―少年は学舎を翔ける (角川ビーンズ文庫)」神官のための学校に通うことになった天青だが、学校でいじめられた上に鶏冠には冷たくされてしまう。すっかりいじけた天青は、山での実習中に抜け出すが、そこで少年と少女に出会う。ちょっと面白くなってきました。ちょっとBLのかほりはしますが、よく考えたら天青ってまだ13歳なんですよね。しかもあまり可愛がられて育てられてないから、甘えたくなるのもしかたないかも。新登場の姫様、主人公を食っていきそうな気配です（笑）。
- 「ひみつの植物」日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞者の藤田雅矢さんによる、珍しい植物エッセイ？ たまたま図書館の棚でみつけて、表紙にひかれて読みました。面白かった。いろんな珍しい植物と、その入手方法、育て方、情報の得方がのっています。インターネットは、こういう特殊な趣味の人にはもう絶好の土地ですよね〜。べたべたした文章でないので、さらっと読めました。裏表紙の桃色タンポポも可愛いなぁ。育ててみたい。
- 「団地にロボがやってきた (B’s LOG Comics)」団地の管理人をしている主人公の元にやってきたロボは、言うことはきくけれど最初はあまり役に立たず、かえって団地の老人たちに気に入られているのが主人公は気に食わなかった。しかし、自分が閉じこもっていたときに事件が起きて……。なんでかなー。BLのかおりがする作品はどうもいまいち合わないことが多い。それにこりずたまに買ったりしてるんだけど、やっぱり合わない、と確認したり。ほんとに面白いなーと思ったのは今市子さんの作品ぐらいなんだなー。
まあこれはBLではないのですが、そういう作家さんだな、ということは端から伝わってくる。絵柄もいまいち合わない。残念。学級会議のが一番面白かった。
B's-LOGのマンガは、ひとつを除いて全て好みではなかったので、もうしばらく知らない人のは買わないと思う。文庫のほうも含めて、あまり趣味の方向性が合わないレーベルなのかな、と。
