読了本
今日のひとりごとに読書感想追加。
- 「道果ての向こうの光 (レガロシリーズ)」馬車にはねられて死んだはずのユーナは、いつのまにか「白い世界」にいた。自殺した聖女の代わりに、聖女の中にはいって一時過ごしてほしいと頼まれたが、実はその聖女はとんでもない悪女だった?秋月アスカさんによるサイトLiberaにて公開されているオンライン小説の書籍化。女性向けファンタジー。いやー、まさか聖女の名のつくものがここまでやるとは……どんな理由があっても、許されることはないような気がするなー。全世界の人が死んでしまうぐらいだったら……てなもんです。もう少しキャラクターなりなんなりで魅力があるともっと面白くなりそうなのに、ちょっともったいない。これだと、「wonder wonderful」の方が面白いかなーと思ってしまうかな。イラストの岸田メルさんは、ちょっと私の好みではないのでそれも残念。衣装とか装飾が地味だよね……岸田さんは……。「wonder wonderful」の書籍化が楽しみになってきました。
ちなみに、この巻では話は終わっていません。それと、途中経過がかなりネット版とは違いますね。ふむふむ。つーか、ネット版の方が面白い!書籍版の方がエピソードふくらんでるんですけど、ネット版の35章ぐらいの葛藤がいいなー。これ一冊目にのっけた方がよかったのに〜。
「天然たらしと天然たらしがぶつかると恐ろしいな。先の読めない戦いになる」
「道果ての向こうの光 (レガロシリーズ)」(秋月アスカ・イースト・プレス)p149
- 「オトナの証明 (フラワーコミックス)」高校生の恋愛もの短編集。絵は可愛い。表紙はちょっとうそかなー。
- 「ライン(4) (ワイドKC Kiss)」ブティックの店長、リツコと大学生の彼氏の話。あー、やっぱり西村しのぶさんはこの話が一番好き。シンプルライフ方向に行くわけではなく、今回はリツコの新しい店についての話が中心。