読了本
- 「シフト〈2〉世界はクリアを待っている (電撃文庫)」中高生が夢を見る代わりに、法律の無いMMORPGっぽい世界に行くようになってしまった。彼らはそれを「シフト」と呼ぶ。その世界では殺されるとその世界での記憶をなくしてしまう。自分たち怪物系の存在に危機を感じてきたリザードマンのラケルは、横町を離れることにした。彼は同時に「現実」である計画を進めていて……。ラケル編、現実では……というところです。ラケルが現実とシフトした世界と区別がつかなくなっていく様がよく伝わってきました。次はミュージィ編なのかな?「悪魔のミカタ」よりはけっこうストレートな話なのかなと思います。
「−−おまえこそ! 《悪》に甘えるな!」
日野鷹男「シフト〈2〉世界はクリアを待っている (電撃文庫)」(うえお久光・電撃文庫)p229より
- 「活字倶楽部 2008年 12月号 [雑誌]」特集は有川浩、坂木司、和田竜、「“文学少女”シリーズ」など。名前を挙げたものは、すべて作者インタビューあり。「“文学少女”シリーズ」の作者インタビューはなかなか読みごたえがありました。ファンの人は立ち読みしてみてはー。ちょっとみつけにくいかもしれないけど、意外と本屋にあります。マンガ雑誌かアニメ雑誌、文芸雑誌のいずれかの近くにあることが多いです。坂木司さんって、覆面作家だったのか、知らなかった。