読了本
- 「封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ (4) (ルルル文庫)」昭和初期の東京を舞台に、日本の影を支える陰陽道の家系、神島家の当主である14歳の神島桐子と、彼女に仕える二匹の鬼、そして「友達」候補の志郎の話。今回は志郎がのほほんと大活躍。旧シリーズでの聖の役割を少し負っているのかな。シリアスぶち壊し要員として素敵(笑)。霜島ケイさんは、ほんとにこのシリーズはシリアスとコメディのバランスがよい。旧シリーズは読まなくても、「封殺鬼 花闇を抱きしもの (上) (ルルル文庫)」→「封殺鬼―鵺子ドリ鳴イタ〈1〉 (ルルル文庫)」の順で読めば楽しめることうけあいです。冷たい美少女、妖怪、のほほん野郎、そんな感じのモノがお好きな方におすすめです。