2009-05-06 読了本 読書 今日のひとりごとに読書感想追加。 「新世界より (上)」現代の世界がいったん滅び、「呪力」を使うこどもたちの住む街が舞台。早季たち五人の班は、彼らだけで遠出した際に不思議な生物に出会う。それが、幸せなこども時代の終焉だとも知らずに……。貴志祐介さん初読。異能を全てのひとが持っている街で、いくつものきまりごとがあったり、奇妙な生物が当たり前のようにいたりと、確かにちょっと恩田陸さんぽい感じを最初受けた。全編は早季の回想らしいので、早季が生き残ることはわかっているのだが、ついどきどきしてしまう。次は誰がいなくなるのかなぁ。 「お前たちの呪力は、ここに凍結された!」 離塵師「新世界より (上)」(貴志祐介・講談社)p192より