読了本
- 「ピクテ・シェンカの不思議な森 魔法の指輪と失くした思い出 (ピクテ・シェンカの不思議な森シリーズ) (コバルト文庫)」ピクテ・シェンカの森の領主となったムイ。森で過ごす夏休みも終わりになってきたのに、いきなり子供の姿になってしまう!頼りにしている双子は「子供狂」。わけのわからない甘やかし方をしてくる双子から離れるため……。今回は面白かった!だいぶエンジンかかってきたなあ。
- 「恋いちもんめ (幻冬舎文庫)」幼いころは村で里親に育てられた水茶屋の娘、お初が出会った栄蔵。真っ正直に生き過ぎて、ちょっと辛いこともあるお初と栄蔵の組み合わせがほほえましいなあと思っていたら、いきなりな展開、そしてラスト。ぐっときました。よい時代恋愛小説ですねえ。お初が、とりすました少女でないのが面白かった一因だと思います。ラストは、珍しく素直なお初の台詞が……!posyonさんにおすすめしていただいたので読んでみたのですが、読んでよかったー。おすすめです。
「あたしにも大根、大根一本下さいな」
お初「恋いちもんめ (幻冬舎文庫)」(宇江佐真理・幻冬舎文庫)p309より