読了本
- 「横柄巫女と宰相陛下 煌めく嘘 (ルルル文庫)」無口で口のききかたをしらないがとことんお人好しの巫女のノト。今回は、宝石市へでかけるが……。り、リリィ様……あんたどんだけー。王子も王子だけど……リリィさまの阿呆っぷりはなんともかんとも……このへんの規格外っぷりが、この作者のちょっと特異なところなので、そこが許せる人は面白いのではないかと。連続六か月刊行が続いていますが、今のところ、「楽園の塔」が最高でした。ああいう、切ない感じを目指してもらえるとありがたい。
- 「天冥の標 3 アウレーリア一統 (ハヤカワ文庫 JA)」自らの人体を改造し、<酸素いらず>となった人々の国、ノイジーラントの(やや奇襲的な)軍人が主人公。最近流行の女装(といってもキルトだけど)男子ですね。二巻の病気とのつながりもあり。とういつ、かと思ってたら、逆なのね。まとめること、みたいな意味っぽい。人間が世代交代していくうちに、フェオがゆるゆると主役級にあがってきそうなので、楽しみ……だっんだけど、消えてない、よね?バックアップあるよね?こういう、世代を、時間を超えたものを味あわせてくれるのはSFならではの感覚ですね。今までの巻の中では一番もりあがらなかったけど、次の巻に期待。
- 「ジゼル・アラン (1) (ビームコミックス)」笠井スイさんの初コミックス。お嬢様が始めた便利屋日誌。森薫さんが好きな人は気に入るかも〜。
- 「白紙魚取扱店美鬚堂 (ゼロコミックス)」二星天さんの初コミックス。マンガよりカラーイラストの方が好きだなあ。
- 「白磁 第2巻 (花とゆめCOMICS)」最終巻。白泉社なのにエロい雰囲気(雰囲気です)が満載な、素晴らしい雰囲気マンガでしたが、最後はらぶらぶでよし!好きな作品です。
- 「花の騎士 1 (花とゆめCOMICS)」男装女子ものだった。んー、いまいち。西形まいさんはもうひとつなにかほしいなあ。
- 「らくだい魔女と王子の誓い (ポプラポケット文庫)」