読了本

• 「プリーズ、ジーヴス 2 (花とゆめCOMICSスペシャル)」正直アホ（笑）のバーティーと、彼の面倒をみているお付きの者であるジーヴス。もはや天才といってもよいジーヴスが、生ぬる〜いけどにやりと見つめるバーティーの姿が楽しくてたまらん〜。今回はバーティーの友達、ビッフィーの絵が素晴らしかった……よくもこんな間抜けな……（笑）。そしてそして、女子校でのジーヴスが……ひどい、ひどすぎる！（笑）捨てられた子犬……！（悶絶）あー面白かった。特に大人の女性におすすめです。

　一巻を読み返したら、二巻の方が十倍ぐらい面白くなってる……二巻から読むこと推奨です（笑）。絵もすごくこの作品に合わせて洗練されていると思います。

• 「桃山キョーダイ 1 (花とゆめCOMICS)」桃山家の双子の兄妹……だったはずが、実は二人は実の兄妹じゃなかった！？家族ラブコメ。わーい。雑誌で読んでいて大好きなのですが、やはり面白い。二人はいいコンビですなあ。ニャンニャン娘、いいなぁこの設定（笑）。見たいよ。

　なにやらやたらと「桃山キョーダイ」で検索してくる方が多いのでネタばれ追記。
　実は、親と思っていた人たちは「祖父母」で、「兄姉」と思っていた「同居している兄姉」が「それぞれの親」（兄と姉ができているわけではなく、別々にこどもを同タイミングにつくっていた）というお話です。つまり二人は兄妹同然に育ったいとこ。結婚はできるんだ！とか安心してぬかすなよ……と妹の父親（元兄）が脅しをかけるところがスキー（笑）。
　兄は妹のことが恋愛意味で好きなわけですが、告白するつもりはとりあえずなく、兄として彼女と接していこうと思っている、というまあ女の子には非常に都合のよい（笑）兄ですが、それがまーベタで萌えます。妹は当然のように天然仕様。ふとした表情とか仕草に兄がもだえるのが楽しい（笑）。もっともっと〜てな具合です。
　今まで、白泉社系には兄妹（姉弟）ものというと、「1+1 (1) (花とゆめCOMICS)」とか「シュガー・ファミリー (花とゆめCOMICS)」とかありましたが、この作品の距離感が一番私は好きかも。ある意味リアリティある距離感というか。ふじつか雪さんは、「金魚奏 (花とゆめCOMICS)」もそうでしたが、現実世界が舞台の方が、リアリティある関係を上手く描写できていて好きです。（逆にファンタジーものはあんまり好みではない）