読了本

• 「オオカミさんと亮士くんとたくさんの仲間たち (電撃文庫)」ちょっと？暴力的なツンデレオオカミさんと、おどおどヘタレの亮士くんの学園人助けラブコメシリーズ最終巻。お、オオカミさんが、完全にデレてる……！（笑）それだけではなく、ちゃんと亮士くんの男前モードもあり、楽しい最終巻でした。あとはサービス短編集があって終了だそうです。前シリーズの「先輩とぼく」もけっこう好きだったので、次のシリーズも楽しみ。今シリーズは、エロな部分もありますが、必ずコメディも混ぜてありますので、楽しく読めると思います。おすすめ！

「大神さんはたしかに嘘つきでした。自分に嘘をついて、強がって、人を寄せつけず……でも、大神さんは決して、他人に嘘をつくことはなかったのです！」
「オオカミさんと亮士くんとたくさんの仲間たち (電撃文庫)」（沖田雅・電撃文庫）p209より

• 「伯爵と妖精　愛の輝石を忘れないで (コバルト文庫)」愛するエドガーが行方不明になり、頼りになる仲間たちと妖精国へ旅立つことに決めたリディア。自分が貴族としての心構えにすることになるなんて思ってもいなかった彼女は、その責任におしつぶされそうになるが……。面白いのは面白いんですが、ちょっとらぶらぶ過ぎて面白さが私には薄れてきたかなー……結婚が最高潮でした。ちょっと恋愛面では予定調和っぽくなってきたので、あとは妖精・プリンス関係がどうなるか、というところで。

「ケリーさんは間男なんですか？」
レイヴン「伯爵と妖精　愛の輝石を忘れないで (コバルト文庫)」（谷瑞恵・集英社コバルト文庫）p215より