なまくらどもの記録 ver.2

読了記録(節操無しエンタメ系)

読了本

  • ゴーストハント4 死霊遊戯 (幽BOOKS)ゴーストハントシリーズ第四弾。怪談が後をたたない高校へ招かれたSPR一行。この原因は、どこにあるのか?きゃー!待ちに待った安原少年の登場っす!そしてそして、かなりの増量(じゅる)&活躍。ラストのあのセリフも冴えるってもんよ(笑)。怪談も増やされていて、なかなか怖かった。リンさんもやっと活躍ですね(笑)。とちゅうまで存在感なくてどうしようかと思いましたが……。そして学校関係者も名前が与えられ増やされた人の登場シーンがちょっとびびった(笑)。あのタイミングはないわー。こわいわー。まあ害がなくてよかった……。次は、シリーズ通して最も怖い、アレです。ふふふ……。

「じゃあ、真砂子は実は霊能力者じゃないってこと?」
「どうかな。そもそも霊能力ってもん自体が正体不明だからなあ」
麻衣とぼーさん「ゴーストハント4 死霊遊戯 (幽BOOKS)」(小野不由美メディアファクトリー幽ブックス)p229より

  • 人形遣いの影盗み (ミステリ・フロンティア)」新聞記者でありながら、親友の画家からホームズ扱いされて探偵まがいのことをやらされている高広。明治時代が舞台のミステリシリーズ第三弾。うーん、今回はあまり面白くなかったなあ。二人の関係がいまいち……。
  • 麗しのプリンセスとくちづけを (フローラブックス)」デビル・ライダースシリーズ第一弾。ヨーロッパの公国の大公妃、キャリーは夫を喪い、暗殺されかかった息子の命を守るため、生まれ故郷の英国へ逃げた。そこで馬にひきかけたゲイブの家へ招待される。ゲイブはやや命令気味なところはあったが、キャリーを守ると誓ってくれる。しかし、父に命令されて育ち、夫の言われるままに生きてきたキャリーは、己の意志で生きてきたいと思っていた。ゲイブを助ける覚悟をしたキャリーはかっこよかったけど、何も訓練をしたことのない身(銃は撃てるらしいけど)では、まあ覚悟だけと言えないこともない。そこが可愛いんだけどね。ニッキーは危険な目にあって、それをいの一番に助けることができなかったというゲイブのがっくりさ加減が笑えた。おいおい、確かに物語だと、ヒーローが一番に助けるけど、できなかったからといって、そこまでがっくりかい(笑)。まあ理由があってそうなんだけど……そんないしかたないやんかー。面白かったです。

第二弾は「琥珀色の夢をあなたと (フローラブックス)」で、既読。これも面白かったので、第三弾「まだ見ぬあなたは海を越えて (フローラブックス)」も既に購入済み。これは男装モノらしいので期待。デビル・ライダースは、戦場で活躍して心に傷を持った四人の兄弟のような親友たちのシリーズ。男つながりなので、女性がかなりバリエーションあって面白いです。