読了本
- 「クォンタムデビルサーガ アバタールチューナー? (ハヤカワ文庫JA)」自分のトライブとして戦い、相手のトライブのリーダーを殺す。それだけを目的に生きてきた彼らの世界が変わったのは、その「物体」が現れてからだった……。「そこ」から全ての者が、化物のような姿となる異能を得、その力を行使する代償として「食らう」ことを必要するようになった。今まで彼らは、ただ「掟」に従うだけだったのに、その時から「感情」を持つようになってしまった、という設定が重い。いわゆる「LAW」の世界に生きてきた彼らが、「CHAOS」の要素を得て、混乱しまくりな感じがよくわかる。主要メンバーの戦隊ものみたいな色違いが面白い。全五巻とのことですが、今三巻まで出ています。
「私は＜エンブリオン＞の参謀だ。＜エンブリオン＞の勝利のみが私の目的であり、その中に、リーダー死亡の後どうすべきかは含まれていない」
ゲイル「クォンタムデビルサーガ アバタールチューナー? (ハヤカワ文庫JA)」（五代ゆう・早川文庫JA）p197より
- 「うさぎドロップ 9 (Feelコミックス)」祖父の娘をひきとって育ててきたのに、彼女は……。最終巻。やー、まさかこんな展開になるとはー。色気は足りないんだけど、思いは伝わります。
