読了本
- 「キミとは致命的なズレがある (ガガガ文庫)」一部の記憶がない「自分」の過去は「殺人者」?心理サスペンス、かな?期待したほど面白くはなかった。残念。
- 「桃湯の産声-湯屋のお助け人(2) (双葉文庫)」湯屋の居候である三樹之介のコージーミステリ……だったんだけど、二巻は一巻よりも捕り物+人情ものっぽさが増量されてしまって、私的にはかなり残念だった。ちっ……ツンデレ(と思われる)姫さまの行方を楽しみに、三巻は読みます。
- 「嫌いだけど大好きなあなた (マグノリアロマンス JJ- 1)」ハリウッドの大スター、ジェイソンが、演技の参考のためにインタビューにやってくる、ということで女弁護士のテイラーのオフィスは大騒ぎ。しかし、ジェイソンにすっぽかしを食らい、テイラーは怒り心頭。彼女に冷たくされてジェイソンはかえって興味をそそられてしまう。かといって、ジェイソンが嫌がらせをするというわけではなく、フツーにその立場にあったわがままっぷりを発揮しているだけなのですが(傲慢、ではないところが彼の人徳)。テイラーは婚約者に裏切られたという過去の事情から、恋愛を信用することができない、ということがひとつの柱になっていて、最後まで面白く読めました。ちなみに朝チュンです。展開的にはあまり意味ないかもしれないけど、とちゅうのテイラー・頭がちょっとおかしくなる編は、ごろごろしたくなる級に素晴らしかった。か、かわいすぎる……たまらんよ>テイラー。
「ヴァレリー、わたしが思うに、女性が犯す最大の失敗は、自分だけはほかの女性と違うと思いこもうとすることよ。わたしはかつてそんな失敗をした――二度と繰り返すつもりはないの」
テイラー「嫌いだけど大好きなあなた (マグノリアロマンス JJ- 1)」(ジュリー・ジェームス・金井真弓訳・オークラ出版マグノリアロマンスさ)p326より
- 「薔薇の聖痕 1 (フェアベルコミックス フレイヤ)」ううーん……合いませんでした。