翼の帰る処シリーズ中のネタ元

　妹尾ゆふ子さんが以前書かれた作品を読み返して、さらに関係ありそうなところが各作品にあるかな〜とおもったら、あるわあるわ。まあ、そんなこと知らなくても「翼の帰る処」は十二分に面白いのですが、気になるなあ、読んでみたいという方は参考にしていただければ。ただし、いずれの作品も思いっきりファンタジーでエンタテインメント性は「翼の帰る処」よりは薄いです。私は異世界ファンタジーが元の土台な人なので、どーんとこいなのですが、そうでない方は要注意を。
※以下は関連しているすべての記述をもうらしているわけではありません。気が付いたところ・かつ・大きく関係しているところになります。
※過去作品、「翼〜」の大きくネタバレになります。

「翼の帰る処 (上)」p276〜278 皇女でかけてジェイサルドと会話しているところ
　→「竜の哭く谷 (夢語りの詩 (1))」《化鳥の騎士団》

「翼の帰る処 (下)」p89〜92　王宮での幻視
　→「魔法の庭〈1〉風人の唄 (ファンタジーの森)」楽器を持った南方人

「翼の帰る処 2 ―鏡の中の空― 下」p262〜268　鏡での幻視
　→「魔法の庭〈1〉風人の唄 (ファンタジーの森)」楽器を持った南方人

「翼の帰る処 3 ―歌われぬ約束― 上」p67〜73　ヤエトの皇女への説明
　→「邪眼の王子 (花丸ノベルズ―夢語りの詩2)」邪眼のヴァタールの王子時代

「翼の帰る処 3 ―歌われぬ約束― 上」p267〜268　馬車での使節との会話
　→「魔法の庭〈1〉風人の唄 (ファンタジーの森)」氷姫

「翼の帰る処 3 ―歌われぬ約束― 下」p163〜　からまってる人
　→「魔法の庭〈1〉風人の唄 (ファンタジーの森)」楽器を持った南方人

　アストラはねー……うたのことしか頭にないから……かるいんだよねー……あはは〜。
　ストイックなタイプが好きな方は、前日譚の「風の名前 (ファンタジーの森)」のほうがいいかも。女の子あります。