読了本
- 「大公様の花嫁さがし 猫かぶり姫、奮戦ス! (大公様の花嫁さがしシリーズ) (コバルト文庫)」貧乏貴族が玉の輿というよりは、領民たちと冬を乗り越えるための金目当てに、大公との結婚をたくらむお話。領民たちがじーつにほのぼのしていて楽しい。主人公カップルはなかなかにべただけど、ヒーローが理性的なのがよかった。
- 「ドゥームズデイ・ブック(上) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-4) (ハヤカワ文庫SF)」「ドゥームズデイ・ブック(下) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-5)」再読。時空を超えることのできる「ネット」で過去へ学生たちを送り出している大学の歴史部。今回は中世の英国へ女子学生が旅立ったが、ダンワージー先生は心配で気が気ではない上に、彼女を送りこんだ技術者が病で倒れ、過去へ病気も持って行かれたのではないかと心配になってしまう。 ジェノサイド小説!なのです。死に継ぐ死があっけなすぎる。ホラーです。そしてダンワージー先生が愛らしい。コリンがすごいめんどくさいけど頼りがいのあるこども(笑)。成長したなあ。