読了本

• 「ソロモンの偽証 第III部 法廷」一人の生徒が死んだことから始まった一連の事件についての、学校内裁判がついに始まった。「犯人」は誰なのか？実際の事件そのものというよりは、「嘘」と「嘘をつきつづけること」、「黙っていることを強いられること」のしんどさ。それらから解放されることは暴くことのしんどさ、裁判の「誰も勝たない」ことが重いけれど、それでも、解放されることの方が価値があるんだ、ということが身にしみました（特に何もされてはいないですが）。しかし、やっと三巻が借りられたよ……長かった……。なんでかまとめて宮部作品が借りられたので、がんばって読みます。どれも分厚い……。