読了本
- 「つくも神は青春をもてなさんと欲す 3 (スーパーダッシュ文庫)」つくも神と彼らの「ご主人様」たちの日常。今回は文化祭編。久しぶりに続き読んだら、あれ、主人公こんなノリのいい子だったっけ……?とよくわからなくなっていた。でも面白かったです。ひっかかる「ことば」がある文章を書くひとだなあと思う(ほめてる)。あと、(とくにつくもの)視点がちょっと離れた位置なのが、読める秘訣かと思います。
「いつか貴方にもわかる日が来るわ。素顔と仮面は等価値で……どちらも生き方なのよ」
「つくも神は青春をもてなさんと欲す 3 (スーパーダッシュ文庫)」(慶野由志・集英社スーパーダッシュ文庫)p143より
- 「夜明けのメイジー (ハヤカワ・ミステリ文庫)」戦時中の英国でメイドから看護婦、そして探偵となったメイジーの転身と事件の解決。「乙女ミステリ」として紹介されていたのですが、たしかに乙女ミステリ! それぞれの時代のメイジーをたんのうさせていただきました。これ、続きでてないんすよね……?読みたいよ〜。ケイト・モートンが面白いと思った人は面白いかも。おすすめです。