読了本
- 「宋代鬼談 梨生が子猫を助けようとして水鬼と出会うこと (コバルト文庫)」中世?の中国の検死官が主人公の伝奇ミステリ。いろいろな要素があるけれど、主人公が薄い存在なのでそれぞれを楽しめてよかった。こーゆーの好きだなー。でもコバルトで売れないんじゃないか……とも思う。
- 「エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード (講談社タイガ)」大学生活が始まる春。家族が全員英国に行ってしまって、一人暮らしとともに始まった大学生活だが、うまくやっていけるか不安だったが、幼馴染と再会して、楽しくなりそうな予感がしていたが、拾った犬に奇妙なことを「言われて」!?荻原規子さんの新シリーズ。荻原さんらしい内省的な女主人公でした。モノクロが油断するとひどいこというのがちょっと楽しい。
- 「私の命はあなたの命より軽い」夫のいきなりの長期出張のため、出産直前だというのに実家で産むことにした。けれど、なぜか実家の人たちの挙動がおかしくて……。三年の間にそこまでのことが起きるか……!と戦慄しました。こわすぎます……。