読了本
- 「狼は眠らない 01」「辺境の老騎士」の若いころってこんなんだったのかも、というような若さもありつつも老成した雰囲気を持つ冒険者、レカンの物語。好奇心旺盛だけれど常に冷静な判断を欠かさないレカンが魅力的。多崎礼さんが好きなひとは好きかも。おすすめです。
- 「ふたりのプリンセス (児童単行本)」なんかすさまじい話だ、と聞いて読んだのですが、ほんとにすさまじい物語だった。ある人物と結婚しろと言われ、断った姫が父王によって幽閉される、その姫の侍女による日記。幽閉からどうなるかといったら、もう、想像を絶します。「クシエル」並み(笑)。にしても、相棒の姫がヘタレすぎてそこもちょっと面白かった。え、これもできないの?とか。