読了本
- 「あなたに眠る花の香 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)」シリーズ初の短編集。「闇の」が出てこないので、シンプルでいい話になっています。短いのにちゃんと落ちもつけてあってうまいなー。特に表題作がよかったです。書き下ろしでパメラとクリスの出逢い話あり。
「花の香りが似合うようにつくりました。装飾品のかわりに、香りをつけてください」
クリス「あなたに眠る花の香 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)」(青木祐子・集英社コバルト文庫)P191「あなたに眠る花の香」より
- 「戦姫(1) 天翔ける月天使 (HJ文庫)」突如訪れた少女たちにより破壊された日本。大企業資本の元、集められたオタクたちの逆襲が始まる、みたいな話なのかな?少女兵器が襲ってくる、みたいな話はたまにありますが、夏緑が書くとは……ほんとにいろんな話書く人ですねー。ロボットはちょっといらないなー。自分趣味的に。
- 「忍剣花百姫伝〈3〉時をかける魔鏡 (Dreamスマッシュ!)」「少女海賊ユーリ」の忍者版ぽいふんいきになってきた。児童向けの装丁ですが、中身はかなり肉厚。注釈が児童ものにしては異常に多いです。忍者もの、時代劇ものが好きな方はチェックしてみては?比較的大人のかっこいいキャラクターがたくさん出てくるのも魅力ですね。霧矢(たぶん30代ぐらい)に憧れる小学生女子……いいではないか(笑)。