読了本
- 「喪の女王〈7〉―流血女神伝 (コバルト文庫)」シリーズ最初のころはジェットコースターにふりまわされるだけだったカリエが、冷静に自分がしていくべきことを判断できるようになりました。カリエ、大人になったなー。まあもう二人の子持ちですからね。次代へ繋ぐ、というところもあり(死んだとしても)、しみじみいいですね。おすすめー。次の巻でおしまいだそうですが、さみしくもあり、うれしくもあり。
互いに自由になって、自分の足できちんと立てるようになったら、また。都合のよい願いだとは思うけれど、心からそう思う。
カリエ「喪の女王〈7〉―流血女神伝 (コバルト文庫)」(須賀しのぶ・集英社コバルト文庫)P221より