読了本

　今日のひとりごとに読書感想追加。

• 「身代わり伯爵の脱走 (角川ビーンズ文庫)」王宮に呼ばれた双子とリヒャルト。そして、とうとうミレーユはリヒャルトの正体を知ってしまう。しかし、彼女を巻き込むことだけは頑に拒否するリヒャルト。ミレーユはどうするのか？シリーズ急展開です。「身代わり」でもなんでもなくなってきているのは、作者もあとがきで言っていますが（笑）、まあそんなことはおいておいて。一気にシリアスになってきました。ミレーユの無自覚ないちゃいちゃが好きだっただけに、ちょっと違うものになってきたのは残念かな〜。面白くなくはないのですが。

• 「御宿かわせみ (文春文庫 ひ 1-8)」るいは八丁堀同心の娘だが、稼業を廃し、今は小さな旅籠「かわせみ」の女主人として働いている。恋人の東吾とはうまくいっているが、彼は継嗣としての務めがあるため、結婚することはないと思っている。るいと東吾の周囲で起こる事件を人情たっぷりに描いた作品、かな。るいと東吾が、寄ればすぐいちゃいちゃするのが、ちょっとうざったくて、一度は投げ出しましたが、とりあえず読了。ちょっと、私の好みからは人情たっぷりすぎなのが外れてるかなあ……もうちょっと他人目線がいいというか……。むー。まあ、次はid:teatreeさんおすすめの「初春の客 御宿かわせみ傑作選」に挑戦です。