読了本
- 「マーベラス・ツインズ契 (2)めぐり逢い (GAMECITY文庫)」小魚児は十大悪人たちの様を見て心を入れ替えることを決めた。その手始めとして、花無缺に対してある約束を申し出る。花無缺が恋を知り、やっと人間らしくなってきて、かっこよくなってきました。小魚児はもう最初からずっとかっこいいんですけどっ。昔の中国の江湖を舞台としたちょっと伝奇が入った小説です。戦いの描写は最小限で、小魚児はほとんどハッタリでなんとかしてしまうので、女性でも楽しめると思います。かわいい女の子（特にツンデレ）も最初はもりだくさんでどうなるの！と思いましたが、だんだん落ち着いてきました（笑）。ライトノベルっぽく翻訳してあるし、挿絵も魅力的なので、そのあたりの読者におすすめです。
「期間限定の友だちなんて、天下広しといえども俺たちだけだ。珍しくておもしろいじゃないか」
小魚児「マーベラス・ツインズ契 (2)めぐり逢い (GAMECITY文庫)」（古龍・川合章子訳・コーエーGAMECITY文庫）p277より
- 「時載りリンネ! 4 とっておきの日々 (角川スニーカー文庫)」短編集。うん、もうリンネの世界がきちんとできてますね。特に、合間で最初の文字をでかくするのがすごくいい。これからもやってほしいです。久高は難しい言葉知り過ぎだな（笑）。
- 「海街diary(うみまちダイアリー)2 真昼の月(フラワーコミックス)」id:teatreeさんに同感。せっかくFlowersでやってるんだから、すずちゃん主役でない話も読みたい！
- 「絶対可憐チルドレン 7 (少年サンデーコミックス)」不二子さん登場からスピード感がいい感じになってきた気がする。ちょうどアニメと話が同期とれてるので、読む進むつもり。
紫穂と賢木の言い合いが予想外に楽しかった。この二人はいいコンビかもしれない。でも賢木には恋愛感情で接してほしくないので、同志として。
- 「神のみぞ知るセカイ 1 (少年サンデーコミックス)」ギャルゲーの神と呼ばれる少年が、現実世界の女の子を「攻略」開始？てなお話。同居もの＋ギャルゲーの攻略っぽい、というそのままーな感じだが、もう３刷。うーん、なんでそこまでウケてるんだろう。確かに読んでると面白いとは思ったけど、そこまでとはなぁ。少年が変化しそうな兆しがあまり見えないので、よくわからないし、エリュシアはいかにもなキャラで、私から見ると魅力が感じられないため、よくわからない。まあ、少年マンガの面白さが私にはわかる素質がないだけかもしれないけど。
